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    P邸/中央区梅光園/59㎡

2017年11月22日

六本松のマンションリノベ
P邸/中央区梅光園/59㎡

所在地 福岡市中央区六本松

建物種別(構造)

鉄骨鉄筋コンクリート

専有面積/工事面積 59.15㎡/59.15㎡
間取り(B→A) 3DK→2LDK+WIC
築年月

1988年11月

リノベーション年月

2017年8月

工事費 720万円 ※施主支給品含まず

結婚1年生の家づくり

 今回のお施主様は、2017年に結婚式を挙げたばかりP夫妻。入籍後に暮らしていたのは、それまでご主人が1人暮らしをしていた30㎡の賃貸マンション。2人が結婚を機に引っ越すことを考え、探したのは賃貸マンションではなく、分譲の中古マンション。新築ではなく、程度の良い中古を購入し、無理のない予算でリノベーションすることを目指した。理由は至ってシンプル。

「自分たちが最も居心地のよい家は、探すよりつくる方が早い。」

 自分たちだけの居心地の良さを最も優先してできたのが、2LDK+WICの間取り。家族が最も長く過ごすLDKは家の中で1番快適であるべきと考え、最大限の面積を確保した。南側のバルコニーを全てLDKに面し、採光と風通しにも配慮。同様の考えから、断熱性能の向上も必要不可欠とし、外部に面する壁への断熱材充填及び内窓を設け、住環境にもこだわった。LDK以外の部屋に関しては、必要最小限のスペースしか確保していない。寝室は、シングルサイズの布団を2枚、余裕を持って敷ける約4畳の広さ。約2畳のWICを隣接させて、収納スペースは十分に確保。和室は、LDKに隣接しているが、入り口に一段下がった土間を設けている。イメージは「離れ」である。59㎡という決して広いとは言い切れない居住空間の中で、別空間への移動を体感。感覚的に広く感じる仕掛けとした。和室の用途は、書斎やゲストルームである。ゲストルームとして使える部屋を設けることは、P夫妻たっての要望で、既にお互いの両親や友人を招待しているとのこと。和室の仕様を検討する時だけは、招待したい人々のことを1番に考えていたことは印象深い。

 今回の家づくりに際して、P夫妻は様々なことを話し合ったそうだ。お互いの好きなものやライフスタイル、将来の家族のこと。それらの話し合いの末、完成したのが今回の家である。この空間に存在するものは、現在の2人にとって全て大切なものだということを完成後に感じることができた。LDKの棚はその象徴である。10年間は住むだろうとのことで、その後はわからないそうだ。家族が増えて、子供部屋が必要になっている頃かもしれないから、売却して、2回目の家づくりができればいいなとのこと。

 P家のこれからを形成するような家づくりに関わり、自分が携わる仕事の奥深さをより知ることができた。結婚10年生の家づくりにも関われることができたら、これ以上にない幸せだろう。

BEFORE→SKELETON→AFTER

BEFORE

AFTER

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